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全日本大学選抜王座決定戦 [2005] 特集
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出場大学訪問(1)関東2位 青山学院大学【女子】レポート!
出場大学訪問(2)関東1位 中央大学【男子】レポート!
大会結果
(本戦7/1〜7/3以降)
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(大会概要・出場校一覧)
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出場大学訪問
昨年のインカレ覇者は総合力で関東1位を獲得
中央大学(男子):関東1位出場
関東学生春季リーグ戦で見事優勝し、7年ぶりの王座出場を決めた中央大学(田中弘監督)。大学王座を前にした同大学の練習を訪問し、取材させていただいた。
まずはこのチームの関東リーグの戦いを振り返る。たとえ昨年のインカレ覇者といえども、強豪が揃う関東リーグでは王座出場は容易なことではないことが戦前から予想された。昨年はスーパールーキー的場の加入と、土井内・大谷の4年生後衛はじめ上級生の奮起がうまくミックスして悲願のインカレ制覇を果たしたが、秋の関東リーグでは最下位となり、入替戦を経験してしまう。この春は新チームの真価が問われる大会となった。
この日の練習参加メンバーの集合写真。笑いが絶えない明るいチームカラーが特徴。
関東リーグを振り返る
今年の中央大の大将は昨年のインカレ個人を制し、全日本入りも果たした的場・尾木。尾木は最上級生となり、キャプテンとして精神的にもチームを引っ張る。また、関東オープンで3位に入賞するなど頼れる4年生ペア大和田/西川、昨年の関東インドアを土井内と制した岩崎も最上級生として活躍が期待された。
中央大は昨年の秋季リーグで最下位だったため初戦でいきなり昨秋1位、タレント揃いの日本体育大学と激突。1番の大和田組が松口・小林に敗退するも、的場組が水澤・北見の全日本ジュニアペアをファイナルの末に下す。しかし3番シングルスで原田三徳が日体大キャプテンとして負けられない篠原に敗退して対戦成績1−2。
後がない中央の4番は、経験豊富な4年生岩崎がルーキー高木(八戸工大一高出身)と組んで座る(写真)。対する日本体育大は牛渡・宮本の3年4年ペアだが、高木の1年生らしからぬ落ち着いたプレーが岩崎の活躍を引き出し、2で勝利。5番勝負に持ち込んだ中央大は、木本・大川戸(山陽高出身3年/成東高出身1年)が古賀・菅原から勝利を挙げて大きな1勝を勝ち取る。
日本体育大に勝った中央大は早稲田に敗北を喫するものの、明治大・法政大をしりぞけ最終の日本大戦を前に3勝1敗。対戦相手の日本大も3勝1敗で、王座を確定させるにはお互い必勝の最終戦となった。対戦1−1となった3番シングルス対決。中央大・原田は日本大のシングルススペシャリスト廣瀬から大きな勝利をもぎ取り、4番高木(/岩崎)が八戸工大一高の先輩にあたる日本大のキャプテン舘越(/神谷)を激戦の末に下し、中央大の優勝を決めた。
終ってみれば日本体育大戦5番勝負でで木本・大川戸が挙げた1勝が本当に大きかった。大将的場・尾木は役割を果たし5戦全勝。大和田・西川が常に1番に出て1勝4敗と今回はふるわなかったが、シングルス原田が篠原に敗れたのみの4勝の活躍を果たしたのと、なんといっても新戦力のルーキー高木と4年岩崎のペアが残した4勝1敗という成績がそれをカバーした。
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キャプテンの尾木(高田商業高出身/4年)。大将として、キャプテンとしてチームを王座に導く全勝(関東リーグ)。
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