ソフトテニスのナビゲーションサイト「ソフトテニス・オンライン」 ▼ご利用条件  ▼リンクについて  ▼お問い合せ 
ソフトテニス・オンラインTOP       

 全日本大学選抜王座決定戦 [2005] 特集
ソフオントップ > 特集 > 全日本大学選抜王座決定戦 [2005] 特集
− CONTENTS −

出場大学訪問(1)関東2位 青山学院大学【女子】レポート!

出場大学訪問(2)関東1位 中央大学【男子】レポート!

大会結果
(本戦7/1〜7/3以降)

特集トップページに戻る
(大会概要・出場校一覧)
特集TOP
出場大学訪問

有望な1年生の加入でチームに活気!

青山学院大学(女子):関東2位出場

先日行われた関東学生春季リーグ戦で東京女子体育大学に次ぐ2位となり、大学王座決定戦出場を決めた青山学院大学女子ソフトテニス部。リーグ戦前から有力視されていた日本体育大学を下し、4年振りの出場を決めた同校の活躍の源泉を知るべく、週末の練習に訪問させてもらった。


メンバーの集合写真。チームはとにかく明るい。後列左より時任監督・田岡(1年上尾高)・濱田(4年広島安芸女子)・草野(3年淀之水) 後列左より飯島(2年本庄一)・新田(1年文大杉並)・川原(1年上尾高)・藤井(1年広島女子商)。この日は2年の岩下選手、1年の島崎選手が欠席

「最高の1年生」の加入

JR横浜線の淵野辺駅で下車し、バスで10分ほどの場所に青山学院大学の緑ヶ丘グラウンドはある。ソフトテニス部のテニスコートはこの敷地内にあり、オムニ(人工芝)の綺麗なコートが5面整備されている。

今年の青学のキャプテンは4年濱田真奈美(広島安芸女子高卒)。今年の4年生は濱田1人しかいないが、下級生も3年生が2人(草野・岩下)、2年生が1人(飯島)という非常に小所帯なチーム。新入生が入部しないと団体戦を戦うにも厳しい人数だが、この春に5人もの1年生が入部してきた。 キャプテンの濱田もこれだけの人数の新入生の加入に「ホッとしたし、仲間が増えたことが単純に嬉しかった」と胸をなでおろしたそうだ。

1年生のメンバーは高校時代に名前を売った有力選手も多い。昨年のインターハイ個人で同校決勝を演じた河原・田岡(埼玉・上尾高校)がペアでそろって入学(決勝の対戦相手は同校の上原・工藤)。また文大杉並高の大将後衛として活躍した新田や広島女子商学園の藤井など、即戦力として活躍が期待される選手が入部を果たした。

実際、関東学生リーグでは田岡が3年後衛の草野と組み全試合に出場。また、河原と藤井は1年生ペアで組み、日本体育大学戦(対:有城・川原)と、日本女子体育大学戦(対:佐々木・掛橋)のプレッシャーのかかる3番勝負をものにして貴重な勝利をもたらした。また大学チャンピオン渡邉・平田戦を唯一ファイナルに持ち込んだ。

誰もがチームのために動ける

実力のある1年生が多く加入してきたことがチームに春から結果をもたらしたことは間違いないようだ。「2月中旬から一緒に練習をしてきたし、意識の高い1年生ばかりで不安はなかった」(濱田)と、早期の取り組みも大きかったようだ。1年生の存在に刺激をうけた3年生・2年生も意識が高まってきていて非常にいい状態という。目指すチームは?と聞くと「上級生も下級生も関係なく、チームのために誰もが動けるチーム」とはっきりした答えがかえってきた。まだまだ発展途上と謙遜もするが、はっきりしたキャプテンの意識がチームに伝わり、結果につながったことが伺えた。

今回の大学王座出場はリーグ戦で最終的に勝点3で並んだ日本体育大学との直接対決に勝利したことが決め手となった。1番が敗れた後、シングルスで濱田が下したのは広島安芸女子高の同期で1年時より王座出場を果たしていた逢野。濱田は最後の年に自らの手で王座出場を掴み取った。

練習に訪れた日は監督の時任氏も精力的に女子部の指導にあたってた。王座への展望は「うちはまだ若いチーム。当たって砕けろで頑張るだけ」。4年生の濱田も出場したことのないため全員が初出場となる大学王座。

「目指すは優勝」とはっきり口にしたキャプテンが率いるこのチームの、王座での活躍に期待したい。


キャプテンの濱田。唯一の4年生としてチームを引っ張る。関東リーグでは東京女子体育大の中村奈美と高校時代の後輩、長奈津子(早稲田)には敗れたが高校時代の同期・逢野佑子から勝星をあげチームに貴重な勝利を呼び込んだ。(その他の写真は次のページへ)

1 / 2




記事についてのお問合せは otegami@st−on.jp まで



copyright(C) SOFTTENNIS ONLINE all rights reserved.