Vol.01 本山友理 Yuri Motoyama
「ソフトテニス界に貢献できるモデルになりたい」

Vol.01: モデル・本山友理

(オスカープロモーション所属)

1988年4月3日長崎県生まれ。前衛。
中村学園高 → 法政大学 → オスカープロモーション所属。
ソフトテニスは中学時代から。名門中村学園ソフトテニス部時代にはキャプテンを務め、チームを全国大会ベスト8へ導く。法政大学時代からモデルとして活躍。現在はオスカープロモーションに所属し、「アサヒスーパードライCM」出演や「日本レコード大賞」アシスタントなど各方面で活躍中。自分の性格を一言で言うと「楽観的でストイック」。今でもソフトテニスをプレーしたいが、日焼けNGによりなかなかプレーできないのがストレス。代わりにスポーツジムで体を鍛えまくっているとのこと。

全国屈指の強豪・中村学園高校へ入部
? ソフトテニス出身の有名事務所所属モデルさんがいらっしゃるなんてはじめて知りました。
本山:知っていただい、ありがとうざいます(笑)。私は”ソフオン”は大学時代から知っていたので、こんな機会をいただけて嬉しいです。ソフトテニス界の方々にもっと私のことを知って欲しいと思っていますし。
? ソフトテニスのプロフィールを教えてください。
本山:中学(長崎県)の時の顧問の先生が、実業団でもやっていた方だったんです。それで、ソフトテニス界のことにすごく詳しくて。練習中に全国屈指の強豪・中村学園高校(福岡)の話しをよくしてくれていたんです。本気で日本一を目指しているすごい高校があるんだ!と。私、中学時代は大した成績じゃなかったんですけど、ものすご~くお願いして(笑)中村学園に入れてもらいました。だから高校に入った時、最初はついていけなくて本当に大変でした。今だったら後輩たちが強すぎて、私なんてお願いしても入れなかったと思います!(笑)
とにかく鍛えられた高校時代
? 高校時代のエピソードを教えてください
本山:印象に残っているのは寮生活ですね。とにかく決まりが多くて、厳しいんですよ。先輩・後輩が一緒の部屋になるんです。例えば、先輩がお風呂に行っている間に部屋の掃除をカンペキに終えておかなきゃいけないんです。一度、部屋の掃除が終わっていないのに、廊下で先輩が戻ってくる音ががして、持っている「ぞうきん」を間一髪でゴミ箱に投げ入れて、難を逃れたことがありました。今では笑えちゃいますけど、当時は必死です(笑)。
? 高校時代、練習や試合のほうはどうでしたか
本山:練習は・・「球拾い」がツラかったですね。1面に1人しか球拾いいないんですよ。で、一度の練習で使うボールの数が当時「200球」と決まっていました。で、他の面も含めてすごい勢いでボールが使われていくので、球拾いが恐ろしく大変なんです。ほとんど打っている人の姿は見なかった、というか見れなかったですね。ハエたたきのようにボール拾いしてたんで、たぶん今でも超効率的に拾えます(笑)。(写真は高校時代。恩師の外薗先生と)
視野が広がった大学時代
? 得意なプレーは何ですか
本山:スマッシュかなぁ。よく高校の顧問の先生(外薗先生)に「お前のスマッシュはハエがとまっているのか」っていわれてたんです。で、悔しくて。筋トレもしましたし、正直、半端無い数のスマッシュを毎日練習で打っていたと思います。毎日、数百本どころじゃなかったかも・・。上げボールしてくれた後輩に感謝です(笑)。
? 法政大学でもソフトテニスを続けたんですよね
本山:はい。体育会のソフトテニス部に入りました。でも大学では正直、モデル業との2足のわらじ生活だったので、何とか”続けた”っていう感じです。同僚にも迷惑をかけました。でも、大学はとにかく「視野を広げたい」と思って進学したので、様々な人との出会いがあって、進学してよかったと心から思っています。
外薗先生からのメッセージ「人生、思い通りになる」
? ソフトテニスをやってきてよかったことは
本山:いい人達、一生大切にしたい出会いをもらいまいた。ソフトテニスを通じて、”本山友理”という人間を作ってもらったと思っています。中学・高校の顧問の先生もそうですし、仲間達との出会い。これからも大切にしたいです。
? 尊敬する人は
本山:誰かに”教えてもらう・導いてもらう”ということのありがたさを中学の顧問の先生から教えてもらいました。また、中村学園での外薗先生との出会いが大きいです。「一番にならなければいけない」でも「人間形成」ができてなくては意味がない。それを強く教えてもらいました。ソフトテニスがうまいだけではだめだと。先生から教えてもらって今でも大切にしている言葉「人生、思い通りになる」があります。夢は夢ではないのだと。すべては自分次第。この言葉は今でも自分の中に強く生きています。
ポジティブ・ストイックで行く
? 自分の性格を一言であらわすと
本山:「楽観的なストイック人間」だと思います。英語にすると”ポジティブ・ストイック”ですね(笑)。とにかく、自分に関わる人を笑顔にするのが好きなんです。もっとたくさん”笑顔”にしていきたいです
? ソフトテニス以外の趣味は?
本山:「筋トレ」です(笑)。今年中に腹筋を割るのが目標。旅行も好きですね。この間はヨーロッパに行ってきました♪気分転換とか視野を広げるには最高ですね。(写真は2012年に訪れたイギリス・ロンドンブリッジ)
杉村太郎さんのコトバ「確率より可能性」
? ソフトテニスを頑張っている中高生へのメッセージがあれば
本山:目標が高かったり、上手くなれない、部活のメンバーとうまくいかないなど、つらいことにぶつかることはあると思います。そんな時、私が大切にしている言葉は「確率より可能性」という言葉です。確率で行ったら負けるほうが高いかもしれない、もう仲良くなれないかもしれない。そんなことを考えてもはじまりません。少しでもうまくいく「可能性」を見出して、頑張って欲しいと思います。
? その言葉はどこで知ったんですか
本山:外薗先生に勧められて読んだ”杉村太郎さん”という方の本「アツイコトバ」に書いてあった言葉です。私の最後のインハイ予選(福岡県予選)で、1年生後衛と組んだんです。で、その後衛の子がド緊張しちゃって。ボールがネットの前で落ちるんですよ(笑)。普通、けっこうネガティブに考えがちな状況じゃないですか。でも、私はその子と練習をしてきた時間を信じてましたし、「確率より可能性」なので、勝てる可能性が1%でも残っているなら、活路を見出して勝ってやろうと。その試合、なんとか勝ってインターハイに出ましたよ。
ソフトテニスに貢献できる活動をしたい
? これからの目標を教えてください
本山:テレビやラジオのお仕事など、これからも幅は広げていきたいです。スポーツ界に知り合いが多いので、そこで活躍する選手たちを応援するような取組みをしたいと思っています。 でも、やっぱり最後は自分を育ててくれた「ソフトテニス」に貢献できるお仕事がしたいなぁと。それはいつもアタマにあります。あとは素敵な人と結婚したいので、まずは自分が素敵になれるように頑張ってます。
ありがとうございます。これからも応援しています
本山:こちらこそありがとうございます。ソフトテニスのイベントがあったら声をかけてくださいネ!
主な出演歴
  • テレビ:NTV「ズームイン!!SUPER」
    TBS「ヤマトナデシコ七変化」最終話
    NTV「嵐にしやがれ」
    FTV「はねるのトびら」 ファンタコラボCM
    FTV「カスペ!からだの不思議サスペンスTV」
    FTV「ジャンクSPORTS」
    EX「ロンドンハーツ」
    QVC EMSグローブ 
    QVC オプティマ
  • CM:アサヒスーパードライ
  • その他:2008「日中韓『友好大使』国際スーパーモデル・コンテスト」本選出場
    「日本レコード大賞」アシスタント
    Amazon ウェブモデル 
    RUNNET ウェブモデル
関連リンク
(このインタビューは2012年2月に行われたものです)
Photo By Naoki Nakagawa