ｱﾆｷが言うと
ﾎﾟｼﾞｼｮﾝを考えよう
ﾎﾟｼﾞｼｮﾝと言うと前衛を考えがちだが、後衛にも大切なことである。しかし、ｱﾆｷは前衛なので、とりあえず前衛のﾎﾟｼﾞｼｮﾝについて少しだけｱﾆｷなりの考えを書いてみようと思う。
基本的なﾎﾟｼﾞｼｮﾝは学校の先生・監督・ｺｰﾁなどから教わると思うので、今回はちょっとその先の考えつつ基本的なことを振り返っていきたい。ｾｵﾘｰ通りのﾎﾟｼﾞｼｮﾝを理解した後にやってほしいことは、まず自分を知ることだとおもう。自分を知るとは、ﾌｫｱﾎﾞﾚｰ･ﾊﾞｯｸﾎﾞﾚｰ･ｸﾛｽ･ｽﾄﾚｰﾄなど、得意･不得意を分析しよう。もしも、ﾊﾞｯｸﾎﾞﾚｰのｽﾄﾚｰﾄが得意で取れる範囲が広いなら、ｸﾛｽ展開のﾎﾟｼﾞｼｮﾝが基本的なﾎﾟｼﾞｼｮﾝより、半歩大胆にとれるようになるのである。自分自身を分析し、自分の基本ﾎﾟｼﾞｼｮﾝを考えてみよう。次に考えるのは、試合の相手を知ることだと思う。初めての相手なら、試合前のわずかな時間しかないが、相手後衛はﾌｫｱが得意なのか、ﾊﾞｯｸが得意なのか？ひっぱるｺｰｽが好きなのか、ながすｺｰｽが好きなのか？そのほか相手の癖や性格を考えて、実際の試合ではﾎﾟｼﾞｼｮﾝを分析して後衛と勝負をしよう。それがｿﾌﾄﾃﾆｽにおける前衛の楽しいところの一つでもある。基本的な技術が上達すれば、それだけﾎﾟｼﾞｼｮﾝの幅もひろがり、自分に優位な試合にしやすくなる。相手が嫌がるﾎﾟｼﾞｼｮﾝを考えてみよう！最後に大事なのが、自分の後衛を知ることである。後衛が得意なｺｰｽや、打つﾀｲﾐﾝｸﾞ・前衛に持っていくﾀｲﾐﾝｸﾞなどを知ることにより早くﾎﾟｼﾞｼｮﾝに立てる。それにより、自分に有利なﾎﾟｼﾞｼｮﾝへ余裕を持ってつけ、次の攻撃や守備に備えることができるはずである。
複数のことを言ったが、それらを総合的に考える癖をつけよう。これも反復練習なのである。癖がつけば、試合では頭と体が自然と動くはずである。
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